ご飯作りたくない専業主婦へ！料理ストレスから解放される方法7選

2025年3月16日2025年3月24日

「毎日のご飯作りが本当にしんどい…。」「専業主婦なのに、料理が苦痛って思っちゃダメ？」

そんなふうに思っているあなたへ。

大丈夫、それは決して甘えではありません。

料理って、ただご飯を作るだけじゃなく、献立を考えたり、買い出しに行ったり、片付けたり…と、終わりのないルーティンが続くもの。

毎日頑張っているのに、誰からも「お疲れさま」と言われない。

むしろ、「専業主婦なんだから当然でしょ？」みたいな空気を感じてしまうと、本当にしんどいですよね。

今回は、そんなあなたのために「ご飯作りがストレスになる原因」と、「そのモヤモヤをどうしたらラクにできるのか」をお話しします。

あなたが少しでも気持ちを軽くできるよう、一緒に考えていきましょう。

ご飯作りたくない…専業主婦の料理ストレスが増える3つの要因

毎日の献立を考えるのが苦痛すぎる

「今日のご飯、何にしよう…。」

この問いに悩む時間、もう限界ではありませんか？

料理が嫌いじゃなくても、毎日違う献立を考えるのって、本当に大変。

「家族が好きなものを作りたいけど、毎回リクエストされるわけじゃない」
「栄養バランスも考えなきゃいけないし、適当にはできない」
「新しいレシピに挑戦するのは面倒。でも同じメニューばかりだと罪悪感…」

気がつけば、「何を作るかを考えること」自体がストレスになってしまいます。

さらに、「これ作ろう！」と決めたところで、冷蔵庫に足りない食材があったらまた振り出しに戻る。

考えるだけで疲れてしまいますよね。

料理・後片付けにかかる時間が長すぎる

「1日3食、ずっとキッチンに立ってる気がする…。」

こんなふうに感じたこと、ありませんか？

料理って、作るだけじゃ終わりません。

買い出し：重い荷物を抱えて帰るだけでヘトヘト
下ごしらえ：野菜を洗って切って、肉や魚の処理もして…
調理：コンロとフライパンとにらめっこ
盛り付け：バランスを考えてキレイに並べる
後片付け：食器洗い、コンロ掃除、床の拭き掃除…

これを毎日やるって、本当に大変なこと。

「今日は適当に済ませたいな」と思っても、「専業主婦だからちゃんと作らなきゃ」と、自分を追い込んでしまっていませんか？

でもね、専業主婦だって人間です。

毎日完璧になんて、できなくて当然なんです。

家族からの「当たり前」プレッシャーがしんどい

「ご飯、まだ？」

何気なく言われた一言に、イラっとしたことありませんか？

「専業主婦なんだから、料理するのは当たり前」
「手抜きすると罪悪感が湧く」
「家族からの『ありがとう』がなくて虚しくなる」

こんな気持ち、抱えていませんか？

専業主婦だからといって、365日休みなく料理をしなきゃいけないわけじゃありません。

「作るのが当たり前」「ちゃんとしなきゃいけない」という固定観念が、あなたを苦しめているんです。

もし、「またこれ？」なんて言われたら、どうかこう思ってください。

「じゃあ、あなたが作ってみる？」

もちろん、口には出さなくてもOK。

でも、あなたの頑張りが「当たり前」になっているなら、少しずつ意識を変えてもらうことも大切です。

あなたが心からラクになるために、少しずつ家族にも協力してもらいましょう。

料理ストレスから解放される7つの方法

ここでは、実際に試して効果抜群だった「料理ストレスをなくす7つの方法」を紹介します。

ミールキットを活用する

「食材を切る時間を減らしたい」「レシピを考えたくない」という方には、ミールキットが最強です。我が家では【コープのミールキット】を愛用しています。

食材はカット済み →包丁いらずでラク！
レシピ付き →何を作るか迷わない！
時短調理が可能 →10〜15分で完成！

コープのミールキットは、冷凍と冷蔵の2種類があります。冷凍タイプならストックできるので、「今日は作りたくない…」という日も安心です。

宅食サービスを導入する

「今日は何も作りたくない…」そんな日は、宅食に頼りましょう。我が家では、

nosh（ナッシュ） →低糖質・高たんぱく
ワタミの宅食 →和食中心でバランス◎
三ツ星ファーム →おしゃれで美味しい

などの利用経験があります。。

特にnoshは冷凍でストックできるので、レンジでチンするだけ。忙しい日や疲れた日にめちゃくちゃ助かります。

調理家電をフル活用する

料理の時間を短縮するには、「ほったらかし調理家電」が必須です。我が家で大活躍しているのは、

電気圧力鍋（アイリスオーヤマ） → 材料を入れてスイッチを押すだけ
ホットクック → 炒め物や煮込み料理も全自動
食洗機 → 片付けの時間をゼロに

ホットクックは「切った具材を入れるだけ」で料理が完成。カレー、肉じゃが、スープなど、放置で作れるのが魅力です。

献立をルーティン化する

毎日の献立を考えるのが面倒なら、「曜日ごとにメニューを固定」するのがおすすめ。

月曜：カレー
火曜：魚料理
水曜：炒め物
木曜：麺類
金曜：丼もの
土曜：鍋・スープ系
日曜：宅食 or 冷凍食品

このルールを決めてから、献立を考える時間がなくなり、買い物もスムーズになりました。

作り置きを活用する

「毎日ゼロから作るのがしんどい…」という場合、作り置きが最適です。週末にまとめて作っておけば、平日は温めるだけ！

副菜を3～5品作る （ひじき煮・きんぴら・卵焼きなど）
メインおかずは下味冷凍 （鶏の照り焼き・豚の生姜焼きなど）
スープ類をまとめて作る （味噌汁・ポタージュ）

これを実践するだけで、毎日の調理時間が半分以下になります。

冷凍食品を味方にする

最近の冷凍食品はクオリティが高く、時短の強い味方です。

冷凍野菜（ブロッコリー・カット玉ねぎ） → 洗う＆切る手間ゼロ！
冷凍おかず（唐揚げ・餃子・ハンバーグ） → 焼くだけで完成！
冷凍パスタやチャーハン → 1人分のご飯にピッタリ！

冷凍食品をうまく取り入れるだけで、料理の負担が激減します。

ネットスーパー＆定期宅配を活用する

「買い物に行く時間がもったいない…」と感じるなら、ネットスーパーや宅配サービスを活用しましょう。

週に1回、まとめ買いをする → 無駄な買い物を防げる
ネットスーパーを利用する → 重たい荷物を運ぶ必要なし
コープの宅配を活用する → 食材・日用品を自宅まで届けてくれる

特にコープの宅配は、ミールキットも一緒に注文できるので便利です。

料理ストレスから解放された専業主婦たちのエピソード

実際に料理ストレスから解放された3名の専業主婦に体験談を聞いてきました。

エピソード①：さやかさん（35歳）

さやかさん（35歳）は、夫と小学2年生の娘の3人暮らし。結婚してからずっと専業主婦として家事をこなしてきたが、特に料理に対するストレスが日に日に増していた。

「料理自体は嫌いじゃないんです。でも毎日毎日、献立を考えて、買い物に行って、下ごしらえして、作って、片付ける。この一連の流れが本当にしんどくなってしまって……」

特に夫は「料理は妻の役目」という考えが強く、どんなに忙しくても「今日は何食べる？」と聞いてくるだけ。最初は何とか頑張っていたが、次第に「何を作ればいいのかわからない」と考えるだけで気が重くなり、料理の時間が苦痛になっていった。

そんなある日、仲の良いママ友とのランチ会で、ふと「毎日の料理がつらい」とこぼした。すると、友人の一人が「うち、宅食サービス使ってるよ！」と明るく言った。

「宅食って、冷凍のお弁当みたいなやつ？」

「そうそう。でも最近のは栄養バランスも良くて、美味しいものも多いし、むしろ自分で作るより健康的かも」

その言葉に興味を持ったさやかさんは、帰宅後すぐに調べ、試しに1週間分のセットを注文してみた。冷凍のおかずが届き、湯煎や電子レンジで温めるだけで夕食が完成する。最初は「こんなんでいいのかな……？」と罪悪感もあったが、いざ食べてみると、意外にも美味しく、娘も「これ、美味しいね！」と嬉しそうだった。

何より、料理の準備にかかる時間が劇的に短縮されたことで、余裕が生まれた。

「今まで、夕方になったら『ご飯作らなきゃ』って焦ってたけど、今はその時間に娘と遊んだり、一緒に本を読んだりできるようになったんです」

夫は最初こそ「ちゃんと作らなくていいの？」と戸惑っていたが、「私の負担を減らすために試してみたい」と伝えると、徐々に受け入れてくれるようになった。

「むしろ夫も『これ美味しいね』って言ってくれるようになって（笑）。今では週に3～4日は宅食にして、余裕がある日だけ料理をするようにしています」

料理のストレスから解放され、心にも余裕ができたさやかさん。今では料理が負担ではなく、「たまに作るからこそ楽しい」と思えるようになったという。

エピソード②：奈央さん（38歳）

奈央さん（38歳）は、夫と5歳の息子の3人暮らし。結婚当初は「家事をしっかりこなす良い妻でいたい」と思い、毎日手作りの料理を用意していた。しかし、子どもが成長するにつれ、料理に対するストレスが増していった。

「夫は仕事で帰りが遅いし、息子は好き嫌いが多くて、作っても食べてくれないことが多かったんです。それなのに『ちゃんとしたものを作らなきゃ』ってプレッシャーを感じていました」

特に夕方になると、冷蔵庫の前で立ち尽くし「何を作ればいいんだろう……」と考える時間が増えていた。スーパーへ行っても「また同じ食材を買ってしまった」と自己嫌悪。毎日同じような献立ばかりになり、家族も飽き始めていた。

そんなある日、何気なく見ていたテレビ番組で「ミールキット」を紹介しているのを見かけた。カット済みの食材とレシピがセットになっていて、炒めたり煮るだけで料理が完成するという。

「これなら負担が減るかも」と思い、試しに1週間分を注文。届いたキットを開けてみると、彩りの良い食材と簡単なレシピが入っていた。

「最初に作ったのは、豚の生姜焼きセット。野菜もすでにカットされていて、調味料も適量が入っているから、考える必要がなかったんです。15分くらいで夕食が完成して、しかも美味しい！」

一番驚いたのは息子の反応だった。

「いつもは野菜を残すのに、『これ美味しい！』って全部食べてくれたんです。それを見て、私もすごく嬉しくなって」

それ以来、週に3〜4日はミールキットを活用するようになった。食材を余らせることもなくなり、無駄な買い物が減ったことで食費の管理もしやすくなった。

「夕方のストレスがなくなって、息子と一緒に遊ぶ時間が増えました。夫も『前より美味しくなったんじゃない？』なんて言ってくれて（笑）。ちゃんとしたご飯を作らなきゃっていうプレッシャーから解放されたことで、家族みんなが幸せになった気がします」

今では、料理を楽しめる余裕ができた奈央さん。週末には家族で料理をする時間を作るようになり、息子も「ぼくが混ぜる！」と積極的に手伝ってくれるようになった。

「毎日頑張ることだけが正解じゃないんですよね。無理しない選択をしてよかったです」

こうして奈央さんは、料理のストレスから解放され、家族との時間をより大切にできるようになったのだった。

エピソード③：由美さん（42歳）

由美さん（42歳）は、夫と中学生の娘、小学生の息子の4人家族。結婚してからずっと専業主婦として家庭を支えてきたが、ここ数年、料理のストレスが大きくなっていた。

「子どもたちが成長するにつれて、好みがバラバラになってきて……。夫は『和食がいい』って言うけど、娘は洋食好き。息子はとにかく肉料理ばかり食べたがるんです。毎日、家族全員の好みに合わせて献立を考えるのが本当にしんどくなっていました」

毎日、違うものを作ろうと努力していたが、疲れ果ててしまった。家族のために作っているのに、「また同じメニュー？」「今日のはちょっと微妙」と言われるたびに、心がすり減っていった。

ある日、久しぶりに会った大学時代の友人とランチをした際、「もう、うち夜は作らない日があるよ！」と笑顔で言われた。

「どういうこと？」と聞くと、週に2日は「セルフデー」を設けているとのこと。

「私が夕飯を用意しない日があるの。夫は自分で何か食べるし、子どもたちは好きなものを作るか、冷蔵庫にあるものを食べるっていうルールにしたの」

その話を聞いて衝撃を受けた由美さん。「母親が毎日作るのが当たり前」と思い込んでいた自分に気づいた。

「でも、うちの家族は協力してくれるかな……」と不安を抱えつつも、思い切って「セルフデー」を導入することにした。最初は「えっ？夕飯ないの？」と驚かれたが、ルールを説明すると意外にもすんなり受け入れられた。

「夫はコンビニで買ったり、冷凍食品を活用するようになりました。娘はパスタを茹でてアレンジするのが楽しくなったみたいで、息子は卵焼きとおにぎりを作るようになりました」

家族が自主的に料理をするようになり、由美さんの負担はぐっと減った。

「正直、最初は罪悪感もあったんです。でも、やってみたら全然問題なかったし、むしろ家族それぞれが工夫して食べるようになって。今では私がキッチンに立つ日でも、『今日は手伝うよ！』って言ってくれることが増えました」

「母親が全部やらなきゃいけない」そんな思い込みを手放したことで、由美さんの気持ちはとても楽になり、家族との時間もより穏やかになったのだった。